2019年05月19日

「神はあなたと共におられる」

創世記21:22〜34 島津吉成師

1.寄留の地で
アブラハムは神さまに導かれて、神さまが示してくださる地に来ましたが、まだ一坪の土地も与えられていませんでした。彼は、言わば外国から来た人がそこで生活しているという状態だったのです。ですから、とても弱い立場でした。しかも、現地の人たちと井戸のことで争いがあったようです。アブラハムが掘った井戸が、現地の人たちに奪われてしまったのです。この地方は水が少ないので、せっかく掘った井戸が人に奪われてしまうということは大きな問題でした。
2.神はあなたと共におられる
この地方の王様であるアビメレクと軍勢の長ピコルが、アブラハムのところに来ました。そして、お互いに危害を加えない、という契約を結ぼうと提案します。アブラハムは、「わたしは誓います」と言ってその申し出を受け入れますが、アビメレクの部下たちによって奪われた井戸を返すように求めます。アビメレクは、そのことを知らなかったと言って言い逃れをしようとしますが、返すことを約束します。
どうして強い立場にあるアビメレクが、アブラハムとこのような契約を結ぼうとしたのでしょうか。それは、アビメレクが言った「あなたが何事をなさっても、神はあなたと共におられる」という言葉に鍵があります。アビメレクはアブラハムの生活を見て、「神が彼と共におられる」ということを感じ、彼と争ったら大変なことになると思ったのでしょう。それは、アブラハムが立派だったからでしょうか。そうではないと思います。イサクの誕生が、アビメレクに強い印象を与えたのではないでしょうか。人間的には全く希望が持てない状態の中で、神さまが彼らに子どもを与えてくださったのです。そのことを見て、アビメレクは「神がアブラハムと共におられる」ということを感じたのだと思います。
3.イエス・キリストによって
 イエスさまは、インマヌエル(神われらと共にいます)を実現するために来てくださいました。私たちは、罪のために神さまとの関係が断絶していたのです。イエスさまが、その罪を代わりに負って十字架にかかってくださったことによって、私たちの罪は赦され、神さまとの交わりが回復し、「神われらと共にいます」が実現したのです。こうして、「もし、神がわたしたちの味方であるなら、だれがわたしたちに敵し得ようか」(ローマ8:31)と言われているように、私たちも力強く歩んで行くことができるのです。
posted by グロリアスチャペル at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/186038571

この記事へのトラックバック